読んだり聴いたり
June 10, 2017
Theピーズ30周年日本武道館
満員の武道館でTheピーズを観てきた。なんか１曲目が始まったとこで既に胸になんかこみあげてくる感じがあって３曲目でちょっと泣いてしまった。Twitterの #ピーズ武道館 タグでもいろんな人がいろんなとこで泣いてたりする。
しかしまあメジャーデビュー曲から最新曲まで詰め込んでここまで違和感なく聴けるちうのは凄い。というわけで（しばらくしてからまた自分で見返すために）セットリストとその曲を収録してるCDとその発売年を一覧にしてみた。
| # | 曲名 | CD | year |
|---|---|---|---|
| 1 | ノロマが走ってく | 赤羽39 | 2005 |
| 2 | とどめをハデにくれ | どこへも帰らない | 1996 |
| 3 | 鉄道6号 | リハビリ中断 | 1997 |
| 4 | 焼めし | 赤羽39 | 2005 |
| 5 | ブラボー | 異国のブラボー | 2017 |
| 6 | 映画（ゴム焼き） | とどめをハデにくれ | 1993 |
| 7 | 脱線 | アンチグライダー | 2004 |
| 8 | でいーね | 3連ノリタね | 2008 |
| 9 | いちゃつく二人 | グレイテスト・ヒッツ VOL.1 | 1989 |
| 10 | シニタイヤツハシネ | とどめをハデにくれ | 1993 |
| 11 | クズんなってGO | クズんなってGO | 1992 |
| 12 | 実験4号 | リハビリ中断 | 1997 |
| 13 | トロピカル | 真空管トロピカル | 2011 |
| 14 | オナニー禁止令 | マスカキザル | 1990 |
| 15 | 温霧島 | 赤羽48 | 2014 |
| 16 | 異国の扉 | 異国のブラボー | 2017 |
| 17 | ３度目のキネマ | アルキネマ | 2012 |
| 18 | 絵描き | '09初夏盤 | 2009 |
| 19 | ハニー | どこへも帰らない | 1996 |
| 20 | 喰えそーもねー | Theピーズ | 2003 |
| 21 | どっかにいこー | マスカキザル | 1990 |
| 22 | 線香花火大会 | リハビリ中断 | 1997 |
| 23 | バカになったのに | グレイテスト・ヒッツ VOL.1 | 1989 |
| 24 | 日が暮れても彼女と歩いてた | とどめをハデにくれ | 1993 |
| 25 | サイナラ | Theピーズ | 2003 |
| 26 | ドロ舟 | リハビリ中断 | 1997 |
| 27 | 真空管 | 真空管トロピカル | 2011 |
| 28 | 生きのばし | Theピーズ | 2003 |
| en-1 | 底なし | どこへも帰らない | 1996 |
| en-2 | ゴーラン | Theピーズ | 2003 |
| en-3 | デブ・ジャージ | グレイテスト・ヒッツ VOL.2 | 1989 |
| en-4 | 君は僕を好きかい | クズんなってGO | 1992 |
| en-5 | 脳ミソ | どこへも帰らない | 1996 |
| en2-1 | 何様ランド | どこへも帰らない | 1996 |
| en2-2 | グライダー | Theピーズ | 2003 |
September 09, 2012
Up
夏に旅に行った時に延々10時間ほど飛行機に乗るということが４回あったのだが眠れなくて困るような繊細さは持ち合わせてないのでいつものように全体の3/4くらいは寝て後は食事の時間とゲームしたり映画をみたりで過ごした。映画は特に見たいものが無ければ見ないので飛行機に乗る度に見てるわけではないのだが今回はちょっと以前から気になってた映画があったので飛行機が飛び立って最初の食事が出てきた後にすぐ見始めた。映画のタイトルは「Up」。邦題は「カールじいさんの空飛ぶ家」。2009年。
カールとその妻の出会いからを見せる冒頭の数分間で心鷲掴みにされ時間を忘れたままエンディングまで。いたく気に入って結局この後帰国までにあと２回見ることになる。
その後もまたふと見たくなることがありウチでは殆ど無いことではあるがディスクを購入することにした。何故こんなに気に入ったのだろうな。折角ウチには全く使われていないBDプレイヤー（PS3）もあることだし飛行機の背凭れに埋め込んである小さなモニターで見るわけじゃないんだしBD版を買うかてんで何気にこれがうちの初めてゲーム以外のBlu-ray Diskとなった。
改めて40インチのテレビで「Up」を見ることが出来て非常に満足したのではあるが飛行機で見た時の字幕はちょっと味があって良かったのにBDでの字幕はそれとは違うものだったことだけが残念だ。例えばカールたちが犬に囲まれているシーンで犬たちの飼い主であるマンツが彼らは敵じゃないというとBD版では犬たちが「とりあえず歓迎するよ」と言う(この犬たちは高性能バウリンガルみたいのを付けてて人語を喋るのである)のだが飛行機での字幕では「一時的に歓迎します」だ。とりあえずの方が正しいのかもしれんがなんか飛行機版のこなれてない翻訳っぽさが犬の台詞っぽくて良い。あとその中のダグという犬が罰を受けるシーンでエリザベスカラーをつけられてしまうのだがBD版では「恥さらしなカラーを」という台詞でまあカラーつけられるのは犬にとっては恥ずかしいかもなあーと思わせる訳ではあるのだけれども飛行機版での訳は「恥辱のコーン」なのである。恥辱のコーン！ なんと素晴らしい訳であろうか。エリザベスカラーをつけられた犬のしょんぼり具合が見えるようではないか。この訳が使われなかったことは残念でならない。
![カールじいさんの空飛ぶ家 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61heLrLSRgL._SL160_.jpg)
カールじいさんの空飛ぶ家 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
カールじいさんの空飛ぶ家（字幕版）[iTunesStore]
カールとその妻の出会いからを見せる冒頭の数分間で心鷲掴みにされ時間を忘れたままエンディングまで。いたく気に入って結局この後帰国までにあと２回見ることになる。
その後もまたふと見たくなることがありウチでは殆ど無いことではあるがディスクを購入することにした。何故こんなに気に入ったのだろうな。折角ウチには全く使われていないBDプレイヤー（PS3）もあることだし飛行機の背凭れに埋め込んである小さなモニターで見るわけじゃないんだしBD版を買うかてんで何気にこれがうちの初めてゲーム以外のBlu-ray Diskとなった。
改めて40インチのテレビで「Up」を見ることが出来て非常に満足したのではあるが飛行機で見た時の字幕はちょっと味があって良かったのにBDでの字幕はそれとは違うものだったことだけが残念だ。例えばカールたちが犬に囲まれているシーンで犬たちの飼い主であるマンツが彼らは敵じゃないというとBD版では犬たちが「とりあえず歓迎するよ」と言う(この犬たちは高性能バウリンガルみたいのを付けてて人語を喋るのである)のだが飛行機での字幕では「一時的に歓迎します」だ。とりあえずの方が正しいのかもしれんがなんか飛行機版のこなれてない翻訳っぽさが犬の台詞っぽくて良い。あとその中のダグという犬が罰を受けるシーンでエリザベスカラーをつけられてしまうのだがBD版では「恥さらしなカラーを」という台詞でまあカラーつけられるのは犬にとっては恥ずかしいかもなあーと思わせる訳ではあるのだけれども飛行機版での訳は「恥辱のコーン」なのである。恥辱のコーン！ なんと素晴らしい訳であろうか。エリザベスカラーをつけられた犬のしょんぼり具合が見えるようではないか。この訳が使われなかったことは残念でならない。
カールじいさんの空飛ぶ家 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
カールじいさんの空飛ぶ家（字幕版）[iTunesStore]
May 11, 2011
さらに貼ってみる
高橋優の動画をさらに貼ってみる。まあとりあえず聴いてみれ。
うに。ちゃんコメントの東京メトロCMのうた。
福笑い
メジャーデビューシングル。
素晴らしき日常
「リアルタイム・シンガーソングライター」には入ってないけど名曲。
こどものうた
僕らの平成ロックンロール
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うに。ちゃんコメントの東京メトロCMのうた。
福笑い
メジャーデビューシングル。
素晴らしき日常
「リアルタイム・シンガーソングライター」には入ってないけど名曲。
こどものうた
僕らの平成ロックンロール
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May 10, 2011
リアルタイム・シンガーソングライター
週刊少年ジャンプで連載中のバクマンという漫画があってNHKでアニメをやってて全２５話が終わって今また再放送してるんだが１４話目からのEDがいたく気に入ったのであった。歌ってたのは高橋優というひとでそれで始めて知ったんだがメジャーでファーストアルバムが出たというので聴いてみたらこれもいたく気に入った。言葉が溢れ出てくる感じが良い。そんでその言葉に見合う力強いメロディが良い。声と歌い方も好み。いやー良いわ。
高橋 優「現実という名の怪物と戦う者たち」PV！
リアルタイム・シンガーソングライター - 高橋優
リアルタイム・シンガーソングライター
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高橋 優「現実という名の怪物と戦う者たち」PV！
リアルタイム・シンガーソングライター - 高橋優リアルタイム・シンガーソングライター
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May 01, 2011
ＨＴＴ超ヘビロテの件
「けいおん！」のコミックスは読んでたけどアニメは第一期目は見てなかった。当時うちの録画環境が壊滅状態だったので他の番組もほぼ見てなかったのだがYouTubeなんかでちらと見て原作に出てくる妙なタイトルの曲がちゃんと実際の曲になって演奏されているのを見ておおおっと思ったりはしていた。
一応解説しとくと「けいおん！」てのは女子高の軽音楽部を舞台にした四コマ調のマンガであんまし演奏シーンとかは出てこないゆる〜い感じの日常を描いたものなんだが何故だか妙に「バンド」をやりたくさせるマンガなのであります。アニメの方は実際に音も出てくるのでさらにその傾向が強くて作中で登場人物たちが使ってる楽器のレプリカモデルなんかが結構売れたらしい。CD付きバンドスコアだかバンドスコア付きCDだかも何種類か出ていてそのCDには各楽器のマイナスワントラックが収録されているという。
なんかすごいことになってるなと思いつつアニメの第二期目の途中くらいから録画環境がやや復活したので録り溜めしてたのだが今度はなかなか消化する時間がなくてまあいずれ見ようとか思ってたんだがひょんなことから「私の恋はホッチキス」をコピーすることになってちゃんと聴いてみることになったのだが聴けば聴く程にこれがまあよく出来てるんだ。サウンドトラックとしての縛りをちゃんとクリアした上でさらに演奏しやすく演奏して楽しいように出来てるってのがもう奇蹟的。つまり曲のタイトルはもう決まっていて恐らく登場人物の中でもかなりメルヘンな歌詞を書くと思われる秋山澪が書いたであろう自作曲という設定を無理無くこなしていてさらにテクニカルなキメやフレーズをほぼ使わずにちゃんと聴いて恰好が良いアレンジに仕上げてあるのだ。しかもさらりと。すげぇなこれ。コピーするために借りてきたCDにはコミックス第二巻の新歓ライブでやった曲４曲が入っててこれが全部良い。「ホッチキス」も「ふでペン」も「ふわふわ」も結局全部同じテーマの歌詞であるというとこがまた凄い。ライブハウスで対バンのアマチュアバンドがやってても何の違和感も無い曲であり思わずライブ終了後にCD売ってたら買っとこうと思えるところできっちりまとめあげてる。思わず録り溜めてたビデオ十数話を一気に見てコミックスを読み返してしまったのだが「ふわふわ時間」の歌詞ってちゃんと原作中に出てきてたのね。忘れてたわ。しかも曲の出だしがギターのリフってのも原作通りだったのか。なんだこの徹底感。
そんなわけでここ数ヶ月延々とそのアニメ内のバンド「放課後ティータイム」のファーストCDを聴き続けておるわけです。セカンドも出てるんだけどここまでの異様な完成度ではないかなあ。セカンドで良いのは「ごはんはおかず」「Ｕ＆Ｉ」でこの２曲は原作中に歌詞まで出てるのでこれはむしろ縛りがある方が完成度が上がるということなのかもしれん。セカンドは２枚組２枚目のCDがカセットMIXということでこれはアニメ第二期23話「放課後！」で録音したカセットという設定になっているのだが１枚目よりもこちらの演奏が断然良い。
ちなみにアニメのOP／EDも放課後ティータム名義のCDで出ていて確かにキャッチーで良い曲だとは思うけれどもここまではハマらんなあ。
コピーしたって書いてるけど僕はあんまし完コピとかどうでも良いのでコピー終わったら結局は自分の好きなように弾いてしまうんだがそこらへんの余裕もちゃんと曲として持ってるあたりが面白いよなあ。よく出来てるわー。
TVアニメ「けいおん!」劇中歌ミニアルバム 放課後ティータイム
放課後ティータイム II
TVアニメ「けいおん!」劇中歌ミニアルバム 「放課後ティータイム」
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TVアニメ「けいおん! ! 」劇中歌集 放課後ティータイム II(通常盤)
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一応解説しとくと「けいおん！」てのは女子高の軽音楽部を舞台にした四コマ調のマンガであんまし演奏シーンとかは出てこないゆる〜い感じの日常を描いたものなんだが何故だか妙に「バンド」をやりたくさせるマンガなのであります。アニメの方は実際に音も出てくるのでさらにその傾向が強くて作中で登場人物たちが使ってる楽器のレプリカモデルなんかが結構売れたらしい。CD付きバンドスコアだかバンドスコア付きCDだかも何種類か出ていてそのCDには各楽器のマイナスワントラックが収録されているという。
なんかすごいことになってるなと思いつつアニメの第二期目の途中くらいから録画環境がやや復活したので録り溜めしてたのだが今度はなかなか消化する時間がなくてまあいずれ見ようとか思ってたんだがひょんなことから「私の恋はホッチキス」をコピーすることになってちゃんと聴いてみることになったのだが聴けば聴く程にこれがまあよく出来てるんだ。サウンドトラックとしての縛りをちゃんとクリアした上でさらに演奏しやすく演奏して楽しいように出来てるってのがもう奇蹟的。つまり曲のタイトルはもう決まっていて恐らく登場人物の中でもかなりメルヘンな歌詞を書くと思われる秋山澪が書いたであろう自作曲という設定を無理無くこなしていてさらにテクニカルなキメやフレーズをほぼ使わずにちゃんと聴いて恰好が良いアレンジに仕上げてあるのだ。しかもさらりと。すげぇなこれ。コピーするために借りてきたCDにはコミックス第二巻の新歓ライブでやった曲４曲が入っててこれが全部良い。「ホッチキス」も「ふでペン」も「ふわふわ」も結局全部同じテーマの歌詞であるというとこがまた凄い。ライブハウスで対バンのアマチュアバンドがやってても何の違和感も無い曲であり思わずライブ終了後にCD売ってたら買っとこうと思えるところできっちりまとめあげてる。思わず録り溜めてたビデオ十数話を一気に見てコミックスを読み返してしまったのだが「ふわふわ時間」の歌詞ってちゃんと原作中に出てきてたのね。忘れてたわ。しかも曲の出だしがギターのリフってのも原作通りだったのか。なんだこの徹底感。
そんなわけでここ数ヶ月延々とそのアニメ内のバンド「放課後ティータイム」のファーストCDを聴き続けておるわけです。セカンドも出てるんだけどここまでの異様な完成度ではないかなあ。セカンドで良いのは「ごはんはおかず」「Ｕ＆Ｉ」でこの２曲は原作中に歌詞まで出てるのでこれはむしろ縛りがある方が完成度が上がるということなのかもしれん。セカンドは２枚組２枚目のCDがカセットMIXということでこれはアニメ第二期23話「放課後！」で録音したカセットという設定になっているのだが１枚目よりもこちらの演奏が断然良い。
ちなみにアニメのOP／EDも放課後ティータム名義のCDで出ていて確かにキャッチーで良い曲だとは思うけれどもここまではハマらんなあ。
コピーしたって書いてるけど僕はあんまし完コピとかどうでも良いのでコピー終わったら結局は自分の好きなように弾いてしまうんだがそこらへんの余裕もちゃんと曲として持ってるあたりが面白いよなあ。よく出来てるわー。
TVアニメ「けいおん!」劇中歌ミニアルバム 放課後ティータイム放課後ティータイム IITVアニメ「けいおん!」劇中歌ミニアルバム 「放課後ティータイム」
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TVアニメ「けいおん! ! 」劇中歌集 放課後ティータイム II(通常盤)
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April 24, 2011
懐かしい本
金曜日に池袋の駅の中を歩いていると本を売ってたのでちょっと覗いてみた。たまにあるんだけども既に絶版になってるような本とかをバーゲン価格で売ってるやつだ。
「ぽち袋」という文庫本が眼にとまってぱらぱらめくると全頁カラーでなかなか綺麗だったので買ってみた。定価1200円のところを560円。
とりあえず満足したのだが一応他にどんな本があるか見ておくかとちょっと移動したところでその本を発見。「切り抜く本 紙で作る日本の蒸気機関車」。
思わずおおおっと声が出る。この本持ってたよ！小学校の６年だか中学校の１年だかの頃に買ったんだよ。実際作ったのは「B20」と「7100」くらいだった気がするけど残りはひょっとしたらまだ実家にあるかもしれない。うわ懐かしいなオイ作り方のページとかすごい覚えてるよ誠文堂新光社って社名も覚えてるよへえこの本復刻されてたのかうわあうわあとさんざん懐かしんだ後で値段を見る。定価2800円のところ1260円。あーあの時いくらで買ったんだっけな1000円くらいだった気がするんだけどなうわあうわあと言いながら買ってしまう。隣に同じシシリーズの「世界の戦車」てのもあって昔はこっちには手が出なかったんだよなと思いつつついでに購入。懐かしいなあ懐かしいなあと言いながら一体いつになったらこれを作る日が来るのかあるいは永久にそんな日は来ないのかわからないが作り方のページを眺めている。
復刻 切りぬく本、紙で作る日本の蒸気機関車
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復刻 切りぬく本、紙で作る世界の戦車
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ぽち袋―粋と遊び心 (紫紅社文庫)
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「ぽち袋」という文庫本が眼にとまってぱらぱらめくると全頁カラーでなかなか綺麗だったので買ってみた。定価1200円のところを560円。
とりあえず満足したのだが一応他にどんな本があるか見ておくかとちょっと移動したところでその本を発見。「切り抜く本 紙で作る日本の蒸気機関車」。
思わずおおおっと声が出る。この本持ってたよ！小学校の６年だか中学校の１年だかの頃に買ったんだよ。実際作ったのは「B20」と「7100」くらいだった気がするけど残りはひょっとしたらまだ実家にあるかもしれない。うわ懐かしいなオイ作り方のページとかすごい覚えてるよ誠文堂新光社って社名も覚えてるよへえこの本復刻されてたのかうわあうわあとさんざん懐かしんだ後で値段を見る。定価2800円のところ1260円。あーあの時いくらで買ったんだっけな1000円くらいだった気がするんだけどなうわあうわあと言いながら買ってしまう。隣に同じシシリーズの「世界の戦車」てのもあって昔はこっちには手が出なかったんだよなと思いつつついでに購入。懐かしいなあ懐かしいなあと言いながら一体いつになったらこれを作る日が来るのかあるいは永久にそんな日は来ないのかわからないが作り方のページを眺めている。復刻 切りぬく本、紙で作る日本の蒸気機関車
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ぽち袋―粋と遊び心 (紫紅社文庫)
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April 02, 2011
July 26, 2009
Ｑちゃん
毎年誕生日にはそれを理由にして何か買っているのだが今年はもうこれしかないだろってんで藤子・Ｆ・不二雄 大全集を全巻予約した。７月２４日刊行開始と来たらもうこれを買わずにどうするよ？ しかもこの全集では長らく入手不能だった「オバケのＱ太郎」が読めるのであります。さらに「ジャングル黒べえ」まで読めるとなったら買うでしょ。買います。買いますとも。
で初回配本。「ドラえもん(1)」「パーマン(1)」「オバケのＱ太郎(1)」の３冊。いやあ良いわやはりオバＱ最高です。第一期ではオバＱは５冊出てこれは少年サンデー連載分。第二期以降で小学×年生連載分が出るらしいが更にその後に「新・オバケのＱ太郎」もあるのであってあと３年くらいは何があっても死ねないのであります。
すっかり涙腺が弱くなったわしは「なくなＱちゃん」と「正ちゃんにプレゼント」でもう滂沱！つーくらいに泣けてしまいそんなことは予想もせずにニコニコと電車の中で読んでたもんだから慌てた。
オバケのQ太郎 1 (藤子・Ｆ・不二雄大全集)
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で初回配本。「ドラえもん(1)」「パーマン(1)」「オバケのＱ太郎(1)」の３冊。いやあ良いわやはりオバＱ最高です。第一期ではオバＱは５冊出てこれは少年サンデー連載分。第二期以降で小学×年生連載分が出るらしいが更にその後に「新・オバケのＱ太郎」もあるのであってあと３年くらいは何があっても死ねないのであります。
すっかり涙腺が弱くなったわしは「なくなＱちゃん」と「正ちゃんにプレゼント」でもう滂沱！つーくらいに泣けてしまいそんなことは予想もせずにニコニコと電車の中で読んでたもんだから慌てた。
オバケのQ太郎 1 (藤子・Ｆ・不二雄大全集)
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July 25, 2009
復活の日（承前）
これまでの出来事はこちら
また長文。こんなペースで書いてて終わるのか。まあとにかく第二部開始のアナウンスがありほなまた後でということで各々自分の席に戻る。山下トリオの完成形は第２期であろうとこれは恐らく多くのひとがそう言うであろうしわしもそう思うのだが順番から行けば次に登場するのは「伝説の」第２期トリオであり客席も既に来るなら来やがれ的高揚感に満ち満ちている。さて休憩時間が終わりまず相倉久人が登場し更に今回最年少の出演者である菊地成孔を召還して山下トリオについてあれこれと喋る。菊地成孔は先ほどとは打って変わって通りすがりのアンチャンくらいラフな恰好になっている。武田和命の代役としてではなく菊地成孔としての登場であるという表現であろうか。しかし最年少が46歳てのは一体どういうことなのか。あとはギリギリ50代が２人いて残り全員60代。そのような者たちが集まって枯れただとか円熟だとかとは全く関係無いアスリートな音楽をやっとるわけですよ。MC相倉久人に至っては77歳。喜寿でっせ喜寿。なんとなく70代だとだけ認識していた多くの観客が年齢を聞いてちょっとどよめく。菊地成孔も何かに取り憑かれたかのように饒舌であり満員の日比谷野音の観客のいいからさっさと始めろ的な高揚感をもう焦らす焦らす。
そしてついに森山威男が登場する。割れんばかりの拍手。坂田明も登場し少し遅れて山下洋輔が現れる。ここでちょっとあの長めのMCは山下洋輔の休憩的意味合いもあったのかなと思ったが森山威男が「クレイ」のイントロともいうべきドラムパターンを叩き始めたためもうそれどころではない。伝説が今まさに再び降臨しているのだ。疾走する坂田明のサックスのバックで絡み合いながらさらにそれをブーストして疾走して行くピアノとドラムの応酬。なんて気持ち良いんだこりゃ。続いて「キアズマ」。おひゃー。うひー。などともうすっかり打ちのめされながら音の中を漂っていると客席の中にちらちらと後ろを振り仰いでいるひとたちがいる。ハテ何であろうかと視線の方角を見上げてみると始めて見る巨大でくっきりとした見事な虹が空に現れていた。何度か雨が一瞬パラついてはうわー来ちまったかと思うと止むということを繰り返していたのだが結局本降りになることはなく虹だけが現れたのだった。演奏が終わり一旦メンバーが袖に引っ込むのと入れ替わりで相倉久人が登場する。森山威男がステージを横切りながら手にしたスティックで空を指す。その指す方向に見事な虹がかかっているのだと相倉久人が気づき二重の虹が出ていますと言ったので観客全員が客席右翼の空を見上げた。わしの席からではそれが二重かどうかは確認できなかったのであるが二重の虹と聞いて空の上にいる二人の男を思い浮かべたひとが大勢いたらしい。この二重の虹はひとりは武田和命でありもうひとりはついこの10日前に亡くなったが元気ならば必ずここに来ていたであろう平岡正明であるというのが定説である。
さてこの復活祭もいよいよクライマックス。第１期トリオの出番である。中村誠一が登場する。手にテナーとソプラノの２本のサックスを持っていて持ち場に着いた所でソプラノサックスの方を構える。おおおお。来た来た来た来た来た来た来た来た。この世で最も美しい曲のひとつ「木喰」がこれから始まるのだ。わしはもう泣く準備をしている。始まった。背筋をぞぞぞぞぞぞっと何かが通り抜けて行く。第２部開始時のMCで菊地成孔が山下トリオは第１期が一番クロいと力説していたがこうして順番に聴いてくると確かにその通りなのだと了解される。中村誠一のソプラノサックスが心を鷲掴みにしたまんまゆっくりゆっくり昇って行く。至福。続いてテナーサックスに持ち替えて「ミナのセカンドテーマ」。うはー。もうどうにでもしてという感じで音に身を委ねる。宵闇迫る野音。この時間がいつまでも続いてくれ。そんな無茶を祈ってみる。夢から覚めるように演奏が終わり万雷の拍手。
鳴り止まぬ拍手のなか舞台ではドラムセットが２つ並べられ始める。くそう。もう終わっちまうのかよ。早く出て来て欲しいようなもうしばらく余韻に浸りたいような。もう辺りは真っ暗。突然舞台が明るくライトで照らされる。全出演者が再び呼び出されその度に大きな拍手。総勢８名で本日最後の演奏。クロージングテーマはもうこれしかないと客席の誰もが知っている。森山威男のドラムがダパトトンといって「グガン」が始まる。まずは林ー坂田のアルト対決。グガングガンといって次は中村ー菊地のテナー対決。中村誠一はテナーとソプラノの２本吹きの技も出す。グガングガンと次は山下ー国仲でピアノと謎の６弦の応酬。森山ー小山のドラム対決になると盛り上がりは最高潮に達し皆狂喜乱舞。最後に皆でひと暴れした後にグガングガンといって本日のプログラムは全て終了した。思わず知らず皆立ち上がり拍手拍手拍手。これで全部終わったのだという趣旨のアナウンスが流れわしはそこでそのまましばらく惚けていた。
やがてのろのろと喫煙所まで移動して行きとりあえず一服してからパソコン通信時代からの山下洋輔おっかけ仲間を探す。客席前方舞台に対して左側に何やら一団となっていたのであっさりと見つかる。三連休ど真ん中とて北海道やら九州から懐かしの面々が集まっている。各方面にツテだのコネだのを持った強者も大勢いてそういう面々と知り合いであるというのがわしにとってのツテだのコネであっていつのまにやら楽屋に紛れ込み祝いに来た大勢の関係者でごった返すどさくさに紛れて山下さんに挨拶をしたのだがこちらも相当に惚けていたので何を言ったやらさっぱり覚えていない。あまりの人の多さに早々に楽屋を引き上げる途中でこのひとをおっかけ仲間というのもちょっと恐れ多いのだが以前浜松で第２期トリオの再現とも謂うべき山下ー坂田ー森山のトリオでの「キアズマ」を一緒に聴いた作家の堀晃さんに会い挨拶をする。
何かもう凄い一日だがまだまだ終わらない。楽屋を出た後おっかけ軍団十数名はそのままたらたらと銀座まで歩いていき白木屋に入った。白木屋という名前に反応して「ズロース…」などと呟いていたりするまことに怪しい集団である。怪しい集団の中には中村正三郎さんなどというひともいてよく考えてみればこれもさっきの堀さん同様おっかけ仲間というにはちょっと恐れ多いのだが脳内麻薬出まくり状態なのでかまわずどんどん喋りまくる。「UP-TO-DATE」の「DUO」と「CHIASMA」は一体いつになったら連続した演奏としてCD化されるだどうなっておるのだと憤ってみたりそれよりまずパンジャレーベルの作品は一体いつCDになるのだとか発売されているライブ録音のものはその時に他の曲も演奏している筈であり当然録音されている筈なのであるからまずそれを出せとかそんなことを取り憑かれたように喋り倒したりしているうちに白木屋からはもう帰れのサインが出てオヒラキかと思いきやこれから新宿に出れば丁度良い時間であるなどと言っているのであった。なんと深夜０時から新宿ピットインで行われる復活祭のウチアゲに潜入できるように話がつけてあるのだという。何者だあんたたち。
銀座から丸ノ内線で新宿三丁目へ。少し早めに着いたのでピットインの前の通路は誰もおらずししらしーんとしている。とりあえず表で少し時間を潰していると酔っぱらった山下洋輔が現れたので皆地下に潜っていく。入り口で千円払って店内に入りとりあえずトイレに行くと酔っぱらった小山彰太と遭遇。何この贅沢空間。トイレ出て座席確保しているといきなり酔っぱらいの主賓がピアノを弾き始める。「おーい誰かドラム叩け」とか言いながらガシガシと「オーバー・ザ・レインボウ」を弾く。復活祭の名残か普段ソロで弾く時よりフリーな感じ。これ千円で聴かせてもらって良いんでしょうか。演奏が終わり「今日は虹が出ていたようなので」とそれに因んだ演奏であったことを言って客席に戻りわしゃもう今日は弾きません皆さん御歓談をなどと言っていたのだがステージに国仲勝男が出て来てサイレントギターをセッティングし始め小山彰太が出て来てドラムのセッティングを始めるとすぐ戻って来て３人でフリーな演奏をした。これが今日２時間半もピアノを叩きまくってた67歳とはちょっと信じられん。演奏が終わり客席に戻りわしゃもう今日は弾きません皆さん御歓談をなどと言い客席にいたる＊しろうの金澤美也子に弾きなさい弾きなさいと言ってステージにあげた。る＊しろうのメンバーは揃っていたようだがギターが無いということで国仲勝男にギター貸してというと俺が弾くというので何故かピアノ金澤美也子ドラム菅沼道昭６弦国仲勝男というトリオでの演奏となる。とりあえずはフリーでやっていたが主賓よりる＊しろうの曲をやれとの命が下り無理矢理に「鳥」を演奏。しかし国仲勝男が曲を知らないので曲が終われない。困った金澤美也子が途中ピアノの前を離れて山下洋輔に助けを求めたが「いいから勝手に終わりなさい」と言われ強引にテーマに戻って終了。そこで一旦ステージ上が無人になったがすぐさま山下洋輔が戻って来て「ラウンド・ミッドナイト」を弾き始める。ここでドラムセットのところに本田珠也が登場。さらに舞台袖からギターを持って三好“三吉”功郎が登場。演奏が終わり山下洋輔は客席に戻って来てわしゃもう弾きません三吉もう１曲やりなさいなどと言い三吉は今日は日比谷に客として行きました凄かったと言ってドラムとギターのインプロビゼーション。そしてまた無人になったステージに森山威男登場。ピアノの前に座り何やら演歌のメロディを弾く。山下洋輔がステージにあがり森山威男を紹介する。このひたーずっと私に演歌を教え込もうとし続けてるんですよ演歌がわからない奴にジャズは演れないとか言い張る男でして。森山威男が言う。演歌は良いですよ皆さんも演歌好きですよね例えば日比谷野音で山下トリオ復活祭をやってるとして同じ日に東京ドームで美空ひばりのコンサートがあったらどうしますか私なら東京ドームに行きますよ。あ。いけねえ日比谷に出なきゃいけないんだった。そんなことを言いながら山下ー森山デュオ。圧倒的なドラムを叩きながら時々スティックをマイクに見立てて持ち立ち上がって歌う。そしてまた叩き始めるとなんでこんな音が出るんだというこの圧倒的ドラミング。やっぱりこのひとの音量は別格だわ。つーか山下洋輔も既にこのウチアゲで１ステージ分くらい弾いてるんですけど。ランナーズハイみたいなものなのか。演奏が終わり山下洋輔はもうこんどこそ弾きませんこれで帰ります引き上げますと言って今度こそ本当に帰って行った。国仲勝男が出て来てまた演奏していたがそれも終わるとステージ上のドラムが片付けられピアノの蓋が閉じられマイクがしまわれて嵐が去った後の弛緩した時間がやってきた。いやはや凄い一日でありました。時間は深夜２時半。始発を待つのも微妙な時間だったので店を出てタクシーを拾い家に帰る。既に体はヘロヘロだというのに買って来たDVDを見始めうひゃーうひーと喜んでいたのだが２０分ほどしたところで急激な睡魔に襲われそのまま泥のように眠った。夢の中でも山下トリオが鳴っていた。
おしまい。
また長文。こんなペースで書いてて終わるのか。まあとにかく第二部開始のアナウンスがありほなまた後でということで各々自分の席に戻る。山下トリオの完成形は第２期であろうとこれは恐らく多くのひとがそう言うであろうしわしもそう思うのだが順番から行けば次に登場するのは「伝説の」第２期トリオであり客席も既に来るなら来やがれ的高揚感に満ち満ちている。さて休憩時間が終わりまず相倉久人が登場し更に今回最年少の出演者である菊地成孔を召還して山下トリオについてあれこれと喋る。菊地成孔は先ほどとは打って変わって通りすがりのアンチャンくらいラフな恰好になっている。武田和命の代役としてではなく菊地成孔としての登場であるという表現であろうか。しかし最年少が46歳てのは一体どういうことなのか。あとはギリギリ50代が２人いて残り全員60代。そのような者たちが集まって枯れただとか円熟だとかとは全く関係無いアスリートな音楽をやっとるわけですよ。MC相倉久人に至っては77歳。喜寿でっせ喜寿。なんとなく70代だとだけ認識していた多くの観客が年齢を聞いてちょっとどよめく。菊地成孔も何かに取り憑かれたかのように饒舌であり満員の日比谷野音の観客のいいからさっさと始めろ的な高揚感をもう焦らす焦らす。
そしてついに森山威男が登場する。割れんばかりの拍手。坂田明も登場し少し遅れて山下洋輔が現れる。ここでちょっとあの長めのMCは山下洋輔の休憩的意味合いもあったのかなと思ったが森山威男が「クレイ」のイントロともいうべきドラムパターンを叩き始めたためもうそれどころではない。伝説が今まさに再び降臨しているのだ。疾走する坂田明のサックスのバックで絡み合いながらさらにそれをブーストして疾走して行くピアノとドラムの応酬。なんて気持ち良いんだこりゃ。続いて「キアズマ」。おひゃー。うひー。などともうすっかり打ちのめされながら音の中を漂っていると客席の中にちらちらと後ろを振り仰いでいるひとたちがいる。ハテ何であろうかと視線の方角を見上げてみると始めて見る巨大でくっきりとした見事な虹が空に現れていた。何度か雨が一瞬パラついてはうわー来ちまったかと思うと止むということを繰り返していたのだが結局本降りになることはなく虹だけが現れたのだった。演奏が終わり一旦メンバーが袖に引っ込むのと入れ替わりで相倉久人が登場する。森山威男がステージを横切りながら手にしたスティックで空を指す。その指す方向に見事な虹がかかっているのだと相倉久人が気づき二重の虹が出ていますと言ったので観客全員が客席右翼の空を見上げた。わしの席からではそれが二重かどうかは確認できなかったのであるが二重の虹と聞いて空の上にいる二人の男を思い浮かべたひとが大勢いたらしい。この二重の虹はひとりは武田和命でありもうひとりはついこの10日前に亡くなったが元気ならば必ずここに来ていたであろう平岡正明であるというのが定説である。
さてこの復活祭もいよいよクライマックス。第１期トリオの出番である。中村誠一が登場する。手にテナーとソプラノの２本のサックスを持っていて持ち場に着いた所でソプラノサックスの方を構える。おおおお。来た来た来た来た来た来た来た来た。この世で最も美しい曲のひとつ「木喰」がこれから始まるのだ。わしはもう泣く準備をしている。始まった。背筋をぞぞぞぞぞぞっと何かが通り抜けて行く。第２部開始時のMCで菊地成孔が山下トリオは第１期が一番クロいと力説していたがこうして順番に聴いてくると確かにその通りなのだと了解される。中村誠一のソプラノサックスが心を鷲掴みにしたまんまゆっくりゆっくり昇って行く。至福。続いてテナーサックスに持ち替えて「ミナのセカンドテーマ」。うはー。もうどうにでもしてという感じで音に身を委ねる。宵闇迫る野音。この時間がいつまでも続いてくれ。そんな無茶を祈ってみる。夢から覚めるように演奏が終わり万雷の拍手。
鳴り止まぬ拍手のなか舞台ではドラムセットが２つ並べられ始める。くそう。もう終わっちまうのかよ。早く出て来て欲しいようなもうしばらく余韻に浸りたいような。もう辺りは真っ暗。突然舞台が明るくライトで照らされる。全出演者が再び呼び出されその度に大きな拍手。総勢８名で本日最後の演奏。クロージングテーマはもうこれしかないと客席の誰もが知っている。森山威男のドラムがダパトトンといって「グガン」が始まる。まずは林ー坂田のアルト対決。グガングガンといって次は中村ー菊地のテナー対決。中村誠一はテナーとソプラノの２本吹きの技も出す。グガングガンと次は山下ー国仲でピアノと謎の６弦の応酬。森山ー小山のドラム対決になると盛り上がりは最高潮に達し皆狂喜乱舞。最後に皆でひと暴れした後にグガングガンといって本日のプログラムは全て終了した。思わず知らず皆立ち上がり拍手拍手拍手。これで全部終わったのだという趣旨のアナウンスが流れわしはそこでそのまましばらく惚けていた。
やがてのろのろと喫煙所まで移動して行きとりあえず一服してからパソコン通信時代からの山下洋輔おっかけ仲間を探す。客席前方舞台に対して左側に何やら一団となっていたのであっさりと見つかる。三連休ど真ん中とて北海道やら九州から懐かしの面々が集まっている。各方面にツテだのコネだのを持った強者も大勢いてそういう面々と知り合いであるというのがわしにとってのツテだのコネであっていつのまにやら楽屋に紛れ込み祝いに来た大勢の関係者でごった返すどさくさに紛れて山下さんに挨拶をしたのだがこちらも相当に惚けていたので何を言ったやらさっぱり覚えていない。あまりの人の多さに早々に楽屋を引き上げる途中でこのひとをおっかけ仲間というのもちょっと恐れ多いのだが以前浜松で第２期トリオの再現とも謂うべき山下ー坂田ー森山のトリオでの「キアズマ」を一緒に聴いた作家の堀晃さんに会い挨拶をする。
何かもう凄い一日だがまだまだ終わらない。楽屋を出た後おっかけ軍団十数名はそのままたらたらと銀座まで歩いていき白木屋に入った。白木屋という名前に反応して「ズロース…」などと呟いていたりするまことに怪しい集団である。怪しい集団の中には中村正三郎さんなどというひともいてよく考えてみればこれもさっきの堀さん同様おっかけ仲間というにはちょっと恐れ多いのだが脳内麻薬出まくり状態なのでかまわずどんどん喋りまくる。「UP-TO-DATE」の「DUO」と「CHIASMA」は一体いつになったら連続した演奏としてCD化されるだどうなっておるのだと憤ってみたりそれよりまずパンジャレーベルの作品は一体いつCDになるのだとか発売されているライブ録音のものはその時に他の曲も演奏している筈であり当然録音されている筈なのであるからまずそれを出せとかそんなことを取り憑かれたように喋り倒したりしているうちに白木屋からはもう帰れのサインが出てオヒラキかと思いきやこれから新宿に出れば丁度良い時間であるなどと言っているのであった。なんと深夜０時から新宿ピットインで行われる復活祭のウチアゲに潜入できるように話がつけてあるのだという。何者だあんたたち。
銀座から丸ノ内線で新宿三丁目へ。少し早めに着いたのでピットインの前の通路は誰もおらずししらしーんとしている。とりあえず表で少し時間を潰していると酔っぱらった山下洋輔が現れたので皆地下に潜っていく。入り口で千円払って店内に入りとりあえずトイレに行くと酔っぱらった小山彰太と遭遇。何この贅沢空間。トイレ出て座席確保しているといきなり酔っぱらいの主賓がピアノを弾き始める。「おーい誰かドラム叩け」とか言いながらガシガシと「オーバー・ザ・レインボウ」を弾く。復活祭の名残か普段ソロで弾く時よりフリーな感じ。これ千円で聴かせてもらって良いんでしょうか。演奏が終わり「今日は虹が出ていたようなので」とそれに因んだ演奏であったことを言って客席に戻りわしゃもう今日は弾きません皆さん御歓談をなどと言っていたのだがステージに国仲勝男が出て来てサイレントギターをセッティングし始め小山彰太が出て来てドラムのセッティングを始めるとすぐ戻って来て３人でフリーな演奏をした。これが今日２時間半もピアノを叩きまくってた67歳とはちょっと信じられん。演奏が終わり客席に戻りわしゃもう今日は弾きません皆さん御歓談をなどと言い客席にいたる＊しろうの金澤美也子に弾きなさい弾きなさいと言ってステージにあげた。る＊しろうのメンバーは揃っていたようだがギターが無いということで国仲勝男にギター貸してというと俺が弾くというので何故かピアノ金澤美也子ドラム菅沼道昭６弦国仲勝男というトリオでの演奏となる。とりあえずはフリーでやっていたが主賓よりる＊しろうの曲をやれとの命が下り無理矢理に「鳥」を演奏。しかし国仲勝男が曲を知らないので曲が終われない。困った金澤美也子が途中ピアノの前を離れて山下洋輔に助けを求めたが「いいから勝手に終わりなさい」と言われ強引にテーマに戻って終了。そこで一旦ステージ上が無人になったがすぐさま山下洋輔が戻って来て「ラウンド・ミッドナイト」を弾き始める。ここでドラムセットのところに本田珠也が登場。さらに舞台袖からギターを持って三好“三吉”功郎が登場。演奏が終わり山下洋輔は客席に戻って来てわしゃもう弾きません三吉もう１曲やりなさいなどと言い三吉は今日は日比谷に客として行きました凄かったと言ってドラムとギターのインプロビゼーション。そしてまた無人になったステージに森山威男登場。ピアノの前に座り何やら演歌のメロディを弾く。山下洋輔がステージにあがり森山威男を紹介する。このひたーずっと私に演歌を教え込もうとし続けてるんですよ演歌がわからない奴にジャズは演れないとか言い張る男でして。森山威男が言う。演歌は良いですよ皆さんも演歌好きですよね例えば日比谷野音で山下トリオ復活祭をやってるとして同じ日に東京ドームで美空ひばりのコンサートがあったらどうしますか私なら東京ドームに行きますよ。あ。いけねえ日比谷に出なきゃいけないんだった。そんなことを言いながら山下ー森山デュオ。圧倒的なドラムを叩きながら時々スティックをマイクに見立てて持ち立ち上がって歌う。そしてまた叩き始めるとなんでこんな音が出るんだというこの圧倒的ドラミング。やっぱりこのひとの音量は別格だわ。つーか山下洋輔も既にこのウチアゲで１ステージ分くらい弾いてるんですけど。ランナーズハイみたいなものなのか。演奏が終わり山下洋輔はもうこんどこそ弾きませんこれで帰ります引き上げますと言って今度こそ本当に帰って行った。国仲勝男が出て来てまた演奏していたがそれも終わるとステージ上のドラムが片付けられピアノの蓋が閉じられマイクがしまわれて嵐が去った後の弛緩した時間がやってきた。いやはや凄い一日でありました。時間は深夜２時半。始発を待つのも微妙な時間だったので店を出てタクシーを拾い家に帰る。既に体はヘロヘロだというのに買って来たDVDを見始めうひゃーうひーと喜んでいたのだが２０分ほどしたところで急激な睡魔に襲われそのまま泥のように眠った。夢の中でも山下トリオが鳴っていた。
おしまい。
July 21, 2009
復活の日
かなり長文。
何故か勘違いしていたのだが復活祭は４時開場５時開演だというのにいつのまにやら５時開場な気分になっていて４時に間違いに気づいた時にはオレゃもうマジで泣きそうになっていた。大急ぎで電車に乗って日比谷野音に向かう。内幸町の駅に着くのが５時２分。泣きそうになりつつ天に祈りつつとりあえず最初は相倉さんのMCの筈なので少しでも長く喋っていてくれることを願いつつ走る走る。野音の入り口が見えて来たことろで場内から大きな拍手が聞こえる。これは今登場したところなのだろう急げ急げ。形ばかりの荷物チェックがありカメラは無いと言い捨て場内へ。
丁度MCが終わり相倉さんが袖に引っ込んで行くのが見えてサックスの音が鳴り響く。席を探しつつステージ上を見るとドラム小山彰太サックス林栄一のトリオ。この時林栄一は「回想」をソロで吹いていたようだがこちらは曲を特定する余裕すらない。ようやく席に辿り着くと何故か既に親子連れが座っている。アレ？ ええとすみませんがココは私の席ですよと声に出さずに目で伝えると向こうが一列間違えてたことに気づいて前の席に移動した。まあ日比谷野音の座席番号ってどっちを指してる番号なのかちょっとわかりにくいよねってんでとりあえずなんとか自分の席に辿り着いた。息を整えてると汗が吹き出すがまあそんなことはこの際どうでもよろしい。
林栄一のソロが終わりドラムのきっかけで「ストロベリーチューン」が始まる。おお。こう来たか。トリオ＋１の未だCD化されてない「IN EUROPE 1983」A面３曲目に入ってる疾走感溢れるナンバー。もうのっけから飛ばす飛ばす。予想していたよりもかなりたっぷり目に演奏してくれていてこの後の展開が楽しみなような恐ろしいような。
曲が終わり山下洋輔が曲紹介をする。ええっ「回想」やってたの？ と一瞬聞き逃したかと不安になったが状況から見てどう考えても最初に吹いてたソロがそうであるとしか考えられないのであれがそうであったのだそうなのだそうに違いないのだと心を落ち着ける。トリオ解散後に出たソロピアノのアルバム「It don't mean a thing」に１度だけ収録された林栄一による心臓鷲掴みなバラードをちゃんと味わえなかったのが心残りだがコンサートはどんどん進んで行く。
ここで故・武田和命が登場する。正体は菊地成孔。サングラスが武田和命な感じ。コスプレか。トリオ＋１の布陣となってやる曲は「円周率」。こう来たか！ 3.141592…を1→C、2→D、3→E…と64桁まで置き換えるという手法で作曲された小山彰太の名曲。「寿限無 vol.1」1曲目に山下ー武田ー小山のトリオでの演奏が収録されていて小山彰太のアルバム「音三昧」にも山下ー小山のデュオで収録されているがトリオ＋１の布陣での演奏は初体験。菊地成孔はかなり凄腕な筈だが流石に武田和命と比べちゃあいかんわなあ。尤も武田和命の代役等というものがちゃんと出来る人間など恐らくこの地球上にはいないのでまあしょうがない。つーかそんな100%負け確定な代役を引き受けようなどという人間も菊地成孔以外にはいないであろうことも確かなのでこれはもうこういうものなのである。のでもう素直に楽しむ。バックで演奏する山下洋輔も最近殆どやらない肘打ちや拳固を物凄いイキオイで繰り出しまくりここ5年分くらいの肘打ち回数を一夜で抜き去ったのではないか。ううたまらんたまらん。
次に国仲勝男が登場する。ベースではなくヤマハのサイレントギターを改造したと思われる6弦の楽器を演奏した。国仲勝男のベースを聴きたかったのだがこれはもう二度と生で聴く機会は無いのであろう。もう彼は新しい6弦の楽器以外弾く気は無さそうだ。ここで林栄一は退場し4人で武田和命の名曲「ジェントル・ノヴェンバー」を演奏する。公式ブログのセットリストによればイントロは「For M」だったらしいが気づかず。迂闊。
演奏が終わり一旦全員退場。相倉久人が登場し次は第3期のメンバーとなりますと云う。最初のMCを聞き逃したうつけ者はここで以後のプログラムについて了解する。これは過去に遡る旅なのであるな。ここで坂田明が登場する。山下洋輔と小山彰太も戻って来て会場にもここからが本番という空気が流れる。何故ならば第４期以降はトリオというフォーマットがそこまで確固としたものではなかったからである。第３期までは違う。なんというか３人で１人格みたいな全く代替不能な特殊なグループだったのだ。山下洋輔の弾くピアノのFmが会場に響き即座にこれからやる曲が「バンスリカーナ」であることが了解される。しばらくのソロピアノのイントロの後あのメロディが流れ大きな拍手が巻き起こる。第３期のトリオはこんな美しくも物悲しいテーマであっても早々にトップギアまで持って行く。ある意味歴代で最もポップ。そして続けて「ゴースト」。モントルーの再現だ。坂田明が「赤とんぼ」のメロディを吹くと如何なるアヤシの力に導かれたのか一尾のトンボが客席の上に舞い降りて来る。流石に赤とんぼを召還するような季節を無視した無茶はしない。コネココネココネコネコノコオコゼノコーの決めフレーズを坂田明が叫ぶ。これが当時あまりにウケたため「ゴースト」を演奏する時のフォーマットがどんどん固定化していってしまったのでこの曲を演奏すべきかどうか悩んだこともあったとかいう話であるが今宵はもうそんな迷いも無く当時の王道パターンであったと思われる。
「赤とんぼ」のフレーズで「ゴースト」が終わりここで一旦休憩となったのでグッズ販売所に赴き「結成40周年記念特別限定盤 BRILLIANT MOMENTS〜栄光の山下洋輔トリオの軌跡」を購入。他にも色々売られていたがまあまた後でも良かろうと立ち去りかけると販売員にどれがオススメかと訊ねているひとがいたので勝手に横から「モントルーアフターグロウ」を指差して「コレにさっきの『バンスリカーナ』と『ゴースト』が入ってますよ」などと薦めつつ売り場を立ち去る。喫煙所で知り合いに会って本日の選曲について等話す。第４期は「パンジャ組曲」か「ピカソ」あたりかと思ったが大ハズレでした。第３期は「砂山」あたりから来るかと思いきやモントルー再現でしたね。第２期はやはり「クレイ」ではないだろうか。過去に遡って行くという演奏順は至極妥当であります何故ならば第１期から順にやると休憩時間までに皆死んでしまうからです。などと話しているうちに休憩時間は終わり怒濤の第２部が始まるのであるがちょっと長文になりすぎた。ここでこの日記も一旦休憩。
つづく。
何故か勘違いしていたのだが復活祭は４時開場５時開演だというのにいつのまにやら５時開場な気分になっていて４時に間違いに気づいた時にはオレゃもうマジで泣きそうになっていた。大急ぎで電車に乗って日比谷野音に向かう。内幸町の駅に着くのが５時２分。泣きそうになりつつ天に祈りつつとりあえず最初は相倉さんのMCの筈なので少しでも長く喋っていてくれることを願いつつ走る走る。野音の入り口が見えて来たことろで場内から大きな拍手が聞こえる。これは今登場したところなのだろう急げ急げ。形ばかりの荷物チェックがありカメラは無いと言い捨て場内へ。
丁度MCが終わり相倉さんが袖に引っ込んで行くのが見えてサックスの音が鳴り響く。席を探しつつステージ上を見るとドラム小山彰太サックス林栄一のトリオ。この時林栄一は「回想」をソロで吹いていたようだがこちらは曲を特定する余裕すらない。ようやく席に辿り着くと何故か既に親子連れが座っている。アレ？ ええとすみませんがココは私の席ですよと声に出さずに目で伝えると向こうが一列間違えてたことに気づいて前の席に移動した。まあ日比谷野音の座席番号ってどっちを指してる番号なのかちょっとわかりにくいよねってんでとりあえずなんとか自分の席に辿り着いた。息を整えてると汗が吹き出すがまあそんなことはこの際どうでもよろしい。
林栄一のソロが終わりドラムのきっかけで「ストロベリーチューン」が始まる。おお。こう来たか。トリオ＋１の未だCD化されてない「IN EUROPE 1983」A面３曲目に入ってる疾走感溢れるナンバー。もうのっけから飛ばす飛ばす。予想していたよりもかなりたっぷり目に演奏してくれていてこの後の展開が楽しみなような恐ろしいような。
曲が終わり山下洋輔が曲紹介をする。ええっ「回想」やってたの？ と一瞬聞き逃したかと不安になったが状況から見てどう考えても最初に吹いてたソロがそうであるとしか考えられないのであれがそうであったのだそうなのだそうに違いないのだと心を落ち着ける。トリオ解散後に出たソロピアノのアルバム「It don't mean a thing」に１度だけ収録された林栄一による心臓鷲掴みなバラードをちゃんと味わえなかったのが心残りだがコンサートはどんどん進んで行く。
ここで故・武田和命が登場する。正体は菊地成孔。サングラスが武田和命な感じ。コスプレか。トリオ＋１の布陣となってやる曲は「円周率」。こう来たか！ 3.141592…を1→C、2→D、3→E…と64桁まで置き換えるという手法で作曲された小山彰太の名曲。「寿限無 vol.1」1曲目に山下ー武田ー小山のトリオでの演奏が収録されていて小山彰太のアルバム「音三昧」にも山下ー小山のデュオで収録されているがトリオ＋１の布陣での演奏は初体験。菊地成孔はかなり凄腕な筈だが流石に武田和命と比べちゃあいかんわなあ。尤も武田和命の代役等というものがちゃんと出来る人間など恐らくこの地球上にはいないのでまあしょうがない。つーかそんな100%負け確定な代役を引き受けようなどという人間も菊地成孔以外にはいないであろうことも確かなのでこれはもうこういうものなのである。のでもう素直に楽しむ。バックで演奏する山下洋輔も最近殆どやらない肘打ちや拳固を物凄いイキオイで繰り出しまくりここ5年分くらいの肘打ち回数を一夜で抜き去ったのではないか。ううたまらんたまらん。
次に国仲勝男が登場する。ベースではなくヤマハのサイレントギターを改造したと思われる6弦の楽器を演奏した。国仲勝男のベースを聴きたかったのだがこれはもう二度と生で聴く機会は無いのであろう。もう彼は新しい6弦の楽器以外弾く気は無さそうだ。ここで林栄一は退場し4人で武田和命の名曲「ジェントル・ノヴェンバー」を演奏する。公式ブログのセットリストによればイントロは「For M」だったらしいが気づかず。迂闊。
演奏が終わり一旦全員退場。相倉久人が登場し次は第3期のメンバーとなりますと云う。最初のMCを聞き逃したうつけ者はここで以後のプログラムについて了解する。これは過去に遡る旅なのであるな。ここで坂田明が登場する。山下洋輔と小山彰太も戻って来て会場にもここからが本番という空気が流れる。何故ならば第４期以降はトリオというフォーマットがそこまで確固としたものではなかったからである。第３期までは違う。なんというか３人で１人格みたいな全く代替不能な特殊なグループだったのだ。山下洋輔の弾くピアノのFmが会場に響き即座にこれからやる曲が「バンスリカーナ」であることが了解される。しばらくのソロピアノのイントロの後あのメロディが流れ大きな拍手が巻き起こる。第３期のトリオはこんな美しくも物悲しいテーマであっても早々にトップギアまで持って行く。ある意味歴代で最もポップ。そして続けて「ゴースト」。モントルーの再現だ。坂田明が「赤とんぼ」のメロディを吹くと如何なるアヤシの力に導かれたのか一尾のトンボが客席の上に舞い降りて来る。流石に赤とんぼを召還するような季節を無視した無茶はしない。コネココネココネコネコノコオコゼノコーの決めフレーズを坂田明が叫ぶ。これが当時あまりにウケたため「ゴースト」を演奏する時のフォーマットがどんどん固定化していってしまったのでこの曲を演奏すべきかどうか悩んだこともあったとかいう話であるが今宵はもうそんな迷いも無く当時の王道パターンであったと思われる。
「赤とんぼ」のフレーズで「ゴースト」が終わりここで一旦休憩となったのでグッズ販売所に赴き「結成40周年記念特別限定盤 BRILLIANT MOMENTS〜栄光の山下洋輔トリオの軌跡」を購入。他にも色々売られていたがまあまた後でも良かろうと立ち去りかけると販売員にどれがオススメかと訊ねているひとがいたので勝手に横から「モントルーアフターグロウ」を指差して「コレにさっきの『バンスリカーナ』と『ゴースト』が入ってますよ」などと薦めつつ売り場を立ち去る。喫煙所で知り合いに会って本日の選曲について等話す。第４期は「パンジャ組曲」か「ピカソ」あたりかと思ったが大ハズレでした。第３期は「砂山」あたりから来るかと思いきやモントルー再現でしたね。第２期はやはり「クレイ」ではないだろうか。過去に遡って行くという演奏順は至極妥当であります何故ならば第１期から順にやると休憩時間までに皆死んでしまうからです。などと話しているうちに休憩時間は終わり怒濤の第２部が始まるのであるがちょっと長文になりすぎた。ここでこの日記も一旦休憩。
つづく。
July 19, 2009
四半世紀後の邂逅
普段そういう音楽を演奏したりということは全く無いのだけれども山下洋輔トリオはぼくのなかで別格に大好きなグループである。高校時代はバイト代をがんがんつぎ込んでLPを買い漁っていたのだが生で聴きに行けるような機会はついぞ訪れずようやく大学生になってさあこれからは等と思っていたらトリオは解散してしまいそれからしばらくは山下洋輔はソロピアノをメインにしてたのでこいつを結構な頻度でおっかけまくってたのだが山下トリオの演奏を一度も生で聴けなかったというのはずっと心にひっかかっていたのだった。後年一度浜松で森山威男のコンサートで山下洋輔と坂田明がゲスト出演するというものがありそこで「キアズマ」を演奏するのをようやく聴く事ができたのであるがああこれをもっともっとたっぷりと聴く事ができればなあと思ったものであった。その夢がなんと叶う日がやってきたのであります。解散から四半世紀の時を経て今年は山下洋輔トリオ結成40周年ということで一夜限りの復活祭が行われるのであります。もうね、斯様なイベントが行われるということを知って以降ずっとこの日のことを楽しみに生きて来たような日々でありましたよ。どんな曲をやってくれるのであろうかやはり第一期から順に演奏していくのだろうな山下洋輔自身は出ずっぱりということを考えるとそれぞれ20分づつぐらいということになるのであろうか出来れば一時間づつぐらいやってもらえたらなあいやそれは過ぎた望みか。ああもう楽しみで楽しみでしょうがない。遠足前日の子供のような状態なのであります。
「結成40周年記念! 山下洋輔トリオ復活祭」特設ブログ
「結成40周年記念! 山下洋輔トリオ復活祭」特設ブログ
April 28, 2008
叩き系アコギのひとたちゃどんどんえらいことになってますな
日本盤CDが出たということでジャズライフにインタビューが載ってたPetteri Sariolaの動画をMySpaceだとかYouTubeだとかで見てかなり気に入ったのでCD買ってきてみた。歌もなかなか好みな感じだったし。ギター本体にはかなりキビシイ奏法ではないかと思うのだがライナー読むとレコーディングに使ったギターはイカれてしまったらしい。ネタか本当かはともかくありそうな話ではある。いやしかしこりゃあ気持ち良いわ。５月２９日３０日には来日して新宿ピットインにも出るらしいので行けたらちょっと行きたいなあ。
Petteri Sariola
iTSでも売ってますな。アルバムにCDEXTRAで入ってた動画コミで売ってるあたりなかなか良心的。値段が1800円なのはいただけんが。
SILENCE! (iTunesStore)
サイレンス!
Petteri Sariola
iTSでも売ってますな。アルバムにCDEXTRAで入ってた動画コミで売ってるあたりなかなか良心的。値段が1800円なのはいただけんが。
SILENCE! (iTunesStore)
サイレンス!March 23, 2008
ツアーファイナル＆大仕事初日てことで久々の新宿ピットイン
日曜日で良かった…追記：
2006年10月22日に青山で見たきりだった久々のKIKI BANDでありましたが相変わらずパワフルな親父達であります。Joe Trumpが１セット目４曲目の「不屈の犬」でスネア壊してましたがあの曲で何故壊すのか謎であります。KIKIにしては比較的軽めの曲なのになあ。しかしバスドラを止めてたレンガを吹っ飛ばしたとかの逸話を聞いてはいたものの生で見れるとはありがたい。
去年の３月に動画とか貼ってますが今日もカメラがまわっておりまして過去の映像とかからもピックアップして今年はDVDが出るとのこと。楽しみすぎる。発売になったらまた布教するので皆買いますように。
http://jp.youtube.com/watch?v=InBgHY6sAZw
http://jp.youtube.com/watch?v=gaR2Er649G8
[1st set]
Outer Stopper
Harpy
Rumba Del Acantilado
Dogged Dog
We Have No Banana!!!
[2nd set]
Hot AX
Dressler#36
Nowhere House
Afirah Majimn
Black Jack
[encore]
ビバ中央線ジャズ
Outer Stopper
Harpy
Rumba Del Acantilado
Dogged Dog
We Have No Banana!!!
[2nd set]
Hot AX
Dressler#36
Nowhere House
Afirah Majimn
Black Jack
[encore]
ビバ中央線ジャズ
October 25, 2007
逮捕される前に読め
「国際的に有名な地震学者が、「業務上横領」で告訴され、二〇〇六年二月一日「詐欺」容疑で逮捕。七月二一日保釈。本書は、この不可解な逮捕劇を描いた本ではない。」
ヨーゼフ・Ｋ、という名前が真っ先に浮かんでしまったりするわけだがノンフィクションなのにこれほどに不条理というのもどういうものか。告訴されたもののどう考えても横領なぞしていないし弁護士と相談して対応して、と思ってたら何故か詐欺で逮捕され証拠隠滅の恐れ有りという恐れがあろうがなかろうが理由に使われる便利な理由でもって約半年にわたって接見禁止で拘置され続けるというこれぞ人質司法を絵に描いて額に飾ったような不条理。しかも詐欺の被害者とされるノルウェーのベルゲン大学では詐欺にあったという認識は無いというから不条理もここに極まる。んで、しかし、この本はそういうとこを描くのが本題ではないのであります。約半年間の拘置所の暮らしぶりを坦々と淡々と描写するのであります。憤らず、投げやりにもならず、ある意味で知らない世界への興味を露にしつつ。
もうね、これは絶対に読んだ方が良いですよ。断然オススメです。別に悪い事をしなくても逮捕はされるし拘置されるし有罪判決を出されるのですよ。突然逮捕された時に慌てぬためにも読んどいた方がよろしい。
島村英紀の ホームページ
「私はなぜ逮捕され、そこで何を見たか。」島村英紀 (講談社文庫 し 82-1)September 27, 2007
十一年ぶりシングル
シングル盤としては1996年の「底なし」以来だから11年ぶりとなるTheピーズの「日が暮れても彼女と歩いてた」が発売になったので買って来た。曲自体は1993年「とどめをハデにくれ」に入ってるのだがシングルカットではなく新録。10月公開の映画「逃亡くそたわけ」のサントラということになるのか。小説の方でなごやんの車のカーステから最初に流れる「脳ミソ」のライブバージョンも入ってます。売れると良いなあ。
CD屋に行ったついでということで梅津和時 KIKI BANDの６枚目「デマゴーグ」も見つけて確保してきた。かっちょいい。売れますように。
「日が暮れても彼女と歩いてた」Theピーズ
「DEMAGOGUE」梅津和時 KIKI BAND
「逃亡くそたわけ」絲山秋子
CD屋に行ったついでということで梅津和時 KIKI BANDの６枚目「デマゴーグ」も見つけて確保してきた。かっちょいい。売れますように。
「日が暮れても彼女と歩いてた」Theピーズ「DEMAGOGUE」梅津和時 KIKI BAND
「逃亡くそたわけ」絲山秋子September 18, 2007
明日は筋肉痛だろか
日曜日は横浜BLITZにて筋肉少女帯の新人ツアー初日を見に行き身動きもままならぬ大混雑の中押し合いへし合い首を振ってきたわけでありますがヘドバン効果は火曜日か水曜日あたりに出るのでしょうか。
明けて月曜日、来週日曜日にライブの天然党のライブ前ラストリハでしたがとりあえず体の方はまだ大丈夫でありました。
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明けて月曜日、来週日曜日にライブの天然党のライブ前ラストリハでしたがとりあえず体の方はまだ大丈夫でありました。
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September 14, 2007
多忙は怠惰の隠れ蓑
タイトルの言葉は随分前に糸井重里がイトイ新聞に書いてた言葉。いやほんと忙しい忙しいってって全然日記更新できてないわけだけれども本当にそこまで忙しいのかつーとそーでもなかったりするもんですわな。まあ最初は本当に忙しくてそうなってたとしても途中から「面倒だな」という思いを誤摩化す為に「忙しい」ことを理由にし始めちゃうわけですよ。とまあ何故かふとこの言葉を思い出したので自戒を含めて書いときます。
次の日曜日は横浜に行って復活した筋少を見るのであります。ワーイ。迂闊にも新譜が出てたのに気づかずにいたので買ってきました。予習して行こw。そういや復活ライブのDVDも買ったきりまだ見てねーや。ま一応ケーブルTVでやってたのは見たんだけれども。
「新人」筋肉少女帯
どんどん違う話を書く。
Logicがバージョンアップしましたな。なんかBOXセットみたいになってますがこんだけ入って59800円てのはもしかして非常に安いんでないか。つーかJamPackのためだけに買ったとしてもオトクなのでは。ってってもウチの環境じゃあLogic8は完全にオーバースペックなんですが。つーか贅沢はGarageBand使いこなしてから言えつーハナシもあり。
Logic Studio
音楽制作ソフトつながりで。最近一部の各所で話題の「初音ミク」は久々におおっコレは欲しいっと思わせられたソフトでいやしかしちょっとこいつぁ面白そうじゃないすか。詳しくはこのあたり。
萌え理論Blog - 人工音声ソフト「初音ミク」まとめ
Mac版出ねーかな。ブートキャンプという手もありますが。パラレルズとかで動くのかな。欲しい欲しいと思っておりますが個人的には私には１００％何一つ作品を完成させることが出来ないであろうことも充分わかっとるわけですよ。何故なんだろーか。だいたいこの手のはちょこっと形整えたあたりで満足しちゃうというか完成の遥か手前でモチベーションが尽きるというか。
最近は自作の麻雀ゲームをW-ZERO3に入れてあってよく遊んでたりする。自作のつっても仕事のだけれども。自分で作っといて時々コンピュータがズルしてるんじゃないかという気になったりするのだがこの非論理的な思考は一体どういう経路で発生するんだろか。久々にリアルで麻雀したいなあ。誰か相手して。
次の次の日曜日は大塚で天然党のライブですんでどうぞよろしう。
今日はこのへんにしといてやる。
次の日曜日は横浜に行って復活した筋少を見るのであります。ワーイ。迂闊にも新譜が出てたのに気づかずにいたので買ってきました。予習して行こw。そういや復活ライブのDVDも買ったきりまだ見てねーや。ま一応ケーブルTVでやってたのは見たんだけれども。
「新人」筋肉少女帯どんどん違う話を書く。
Logicがバージョンアップしましたな。なんかBOXセットみたいになってますがこんだけ入って59800円てのはもしかして非常に安いんでないか。つーかJamPackのためだけに買ったとしてもオトクなのでは。ってってもウチの環境じゃあLogic8は完全にオーバースペックなんですが。つーか贅沢はGarageBand使いこなしてから言えつーハナシもあり。
Logic Studio
音楽制作ソフトつながりで。最近一部の各所で話題の「初音ミク」は久々におおっコレは欲しいっと思わせられたソフトでいやしかしちょっとこいつぁ面白そうじゃないすか。詳しくはこのあたり。
萌え理論Blog - 人工音声ソフト「初音ミク」まとめ
Mac版出ねーかな。ブートキャンプという手もありますが。パラレルズとかで動くのかな。欲しい欲しいと思っておりますが個人的には私には１００％何一つ作品を完成させることが出来ないであろうことも充分わかっとるわけですよ。何故なんだろーか。だいたいこの手のはちょこっと形整えたあたりで満足しちゃうというか完成の遥か手前でモチベーションが尽きるというか。
最近は自作の麻雀ゲームをW-ZERO3に入れてあってよく遊んでたりする。自作のつっても仕事のだけれども。自分で作っといて時々コンピュータがズルしてるんじゃないかという気になったりするのだがこの非論理的な思考は一体どういう経路で発生するんだろか。久々にリアルで麻雀したいなあ。誰か相手して。
次の次の日曜日は大塚で天然党のライブですんでどうぞよろしう。
今日はこのへんにしといてやる。
June 13, 2007
全然毛色の違う２枚
去年の５月に２時間半ほど雨に打たれつつの観戦だったTheピーズの日比谷野音ライブのDVDが出てる筈だってんで池袋HMVに行ってきた。日記に書いてたセットリストと比べると結構抜けてるがまあしゃーないか。こういうのはもう２枚組ノーカットとかにしてほしいんだけどな。今年の２０周年ライブは行けなかったんだけどもこっちはDVD出ないかなあ。結構ゲストてんこもりだったようなので難しいかもしれんね。出て欲しいが。
なんかHMVに行くのも久々な感じだったのでついでに他にも物色してたらジャズのコーナーでピアノのバンジョーのデュオなどというものがかかってて「あーっそーだったっベラ・フレックとチック・コリアのデュオが出てるじゃないか」と思い出して慌てて買ってきた。いやー良いわー。
「HIBIYA-REVENGE」
「The Enchantment」
なんかHMVに行くのも久々な感じだったのでついでに他にも物色してたらジャズのコーナーでピアノのバンジョーのデュオなどというものがかかってて「あーっそーだったっベラ・フレックとチック・コリアのデュオが出てるじゃないか」と思い出して慌てて買ってきた。いやー良いわー。
「HIBIYA-REVENGE」
「The Enchantment」April 08, 2007
再起動
あいかわらずな日々のためなかなか更新されませんが無事に生きております近況であります。
以前モーニングで連載してた「東京トイボックス」の続編が知らぬ間にコミックバーズなどという雑誌で始まっていたらしく（つかこの雑誌自体知らんのだが）目出度く単行本が出てたので大喜びで買う。仙水さんの台詞が良いなあ。
「他人の人生をそれだけ拘束しておいて何も残らないようなモノなどいったい何のために作るというんです？」
「大東京トイボックス (1)」うめ
かれこれ十数年前にコレのためにPlaystation本体を買うハメになった「カルネージハート」がPSPで出ていたということに迂闊ながらつい先日気づいたのだが当時対戦してた面々が速攻でPSP本体ごと購入するという事態となり慌てて買ってきた。ちなみに発売は去年の夏であって迂闊にも程がある。えらく長い事出番が無かったPSPだがしばらくまた出ずっぱりとなるか。対戦者募集中。
++ Carnage Heart Portable official website ++
Carnage Heart PORTABLE(カルネージハート ポータブル)
天然党のリーダーから金曜日にメールで来週月曜日にイベントの余興で演奏するという話が持ちかけられ急遽土曜日にリハをした。相変わらず油断のならない展開が普通に起きるバンドであります。４月３０日には普通のライブもありますのでよろしく。
以前モーニングで連載してた「東京トイボックス」の続編が知らぬ間にコミックバーズなどという雑誌で始まっていたらしく（つかこの雑誌自体知らんのだが）目出度く単行本が出てたので大喜びで買う。仙水さんの台詞が良いなあ。
「他人の人生をそれだけ拘束しておいて何も残らないようなモノなどいったい何のために作るというんです？」
「大東京トイボックス (1)」うめかれこれ十数年前にコレのためにPlaystation本体を買うハメになった「カルネージハート」がPSPで出ていたということに迂闊ながらつい先日気づいたのだが当時対戦してた面々が速攻でPSP本体ごと購入するという事態となり慌てて買ってきた。ちなみに発売は去年の夏であって迂闊にも程がある。えらく長い事出番が無かったPSPだがしばらくまた出ずっぱりとなるか。対戦者募集中。
++ Carnage Heart Portable official website ++
Carnage Heart PORTABLE(カルネージハート ポータブル)天然党のリーダーから金曜日にメールで来週月曜日にイベントの余興で演奏するという話が持ちかけられ急遽土曜日にリハをした。相変わらず油断のならない展開が普通に起きるバンドであります。４月３０日には普通のライブもありますのでよろしく。
March 24, 2007
暑さ寒さも彼岸まで
死んで彼岸に行ってしまえばもう寒いことも暑いことも無くなってしまうのだ。という意味ではない。と思う。
KIKIバンドのPVが好評なようで貼った甲斐がありましたよ！ 他にも色々貼りたいものはあったりするのだが著作権的にアヤシかったりするので貼りにくいのは如何ともし難い。このあたりもうちょいなんとかならんもんだろか。演奏時間の半分以下なら試聴ということで宣伝にもなるからオトガメ無しとかいう風にならんもんか。
さて２４日土曜日は狛江の泉の森会館つーとこで笑福亭銀瓶と桂文華の二人会があるので見に行ってきます。13時からと17時からの２回公演。演目がそれぞれ違うので両方見てこようかなと。
明けて２５日日曜日は日本橋のお江戸日本橋亭ではやかぶの会。わかば｢いらち俥｣、瓶太｢持参金｣、宗助｢一文笛｣、銀瓶｢宿題(作・桂三枝)｣、文華｢住吉駕籠｣という演目で13時から。焼き焼き焼き。
以下近況。
いじる時間も無さそうなのにApolloのα版のSDKとか落としてきてみた。サンプルのScreenPlayがなかなか楽しい。何か作れるようなヒマと体力があれば何か作ってみたいのう（遠い目）。
NHKオンライン Lab-BlogでNHK時計のDashboard版が出来てたので入れてみた。画面切り替えた時に何故か一瞬12時丁度を指してるのが気になるなあ。でもなかなか良い雰囲気。
先日ようやくマリカーDSで通信対戦でけた。あまりに久々だったのでコースとか全然忘れてたんだが徐々に思い出して後半はわりと良い勝負になってたのではないかと。しかしコンピュータにぶつけられる甲羅の100倍ムカつくな人間が投げてきた甲羅は。またよろしくお願いします。
ゼルダはとりあえずなんとかエンディングまで。しかし色々集めきってない。いつになったら集められるかも不明。
世界樹はようやく第三階層に突入。というところで「美術館」などというものを買ってしまったので一時中断中。nikoli.comでお試し問題が出来るので皆もやってハマりなさい。ぬりかべとスリザーリンクもオススメ。天体ショウもやってくれんかな。
パズルシリーズ Vol.12 AKARI 美術館
４月１日は代々木公園でお花見の予定でつ。
KIKIバンドのPVが好評なようで貼った甲斐がありましたよ！ 他にも色々貼りたいものはあったりするのだが著作権的にアヤシかったりするので貼りにくいのは如何ともし難い。このあたりもうちょいなんとかならんもんだろか。演奏時間の半分以下なら試聴ということで宣伝にもなるからオトガメ無しとかいう風にならんもんか。
さて２４日土曜日は狛江の泉の森会館つーとこで笑福亭銀瓶と桂文華の二人会があるので見に行ってきます。13時からと17時からの２回公演。演目がそれぞれ違うので両方見てこようかなと。
明けて２５日日曜日は日本橋のお江戸日本橋亭ではやかぶの会。わかば｢いらち俥｣、瓶太｢持参金｣、宗助｢一文笛｣、銀瓶｢宿題(作・桂三枝)｣、文華｢住吉駕籠｣という演目で13時から。焼き焼き焼き。
以下近況。
いじる時間も無さそうなのにApolloのα版のSDKとか落としてきてみた。サンプルのScreenPlayがなかなか楽しい。何か作れるようなヒマと体力があれば何か作ってみたいのう（遠い目）。
NHKオンライン Lab-BlogでNHK時計のDashboard版が出来てたので入れてみた。画面切り替えた時に何故か一瞬12時丁度を指してるのが気になるなあ。でもなかなか良い雰囲気。
先日ようやくマリカーDSで通信対戦でけた。あまりに久々だったのでコースとか全然忘れてたんだが徐々に思い出して後半はわりと良い勝負になってたのではないかと。しかしコンピュータにぶつけられる甲羅の100倍ムカつくな人間が投げてきた甲羅は。またよろしくお願いします。
ゼルダはとりあえずなんとかエンディングまで。しかし色々集めきってない。いつになったら集められるかも不明。
世界樹はようやく第三階層に突入。というところで「美術館」などというものを買ってしまったので一時中断中。nikoli.comでお試し問題が出来るので皆もやってハマりなさい。ぬりかべとスリザーリンクもオススメ。天体ショウもやってくれんかな。
パズルシリーズ Vol.12 AKARI 美術館４月１日は代々木公園でお花見の予定でつ。
January 15, 2007
嘘と全自動
以前から単行本を買おう買おうと思っているのに全然みつからない「24のひとみ」の２巻が出てるらしいのでまた探しに行ってみたら２巻だけ見つかった。未だに１巻が売っているとこを見た事が無い。一体どうなっておるのだ。まあとくに誰に勧めるというわけではないがてゆーか寧ろ勧めないがとりあえず普通に売って欲しいと思う今日この頃。
ついでにやたら平積みになってた「ピタゴラ装置 DVDブック」も買ってきた。いくらDVDつきとはいえちと高いのではないか。NHKは猛省していただきたい。内容自体は面白いのだがもうちょい時間解像度をあげてもらえんだろか。時間も短いんだしHDで収録したって良かった筈だ。
「24のひとみ (2)」倉島圭
「ピタゴラ装置DVDブック (1)」
ついでにやたら平積みになってた「ピタゴラ装置 DVDブック」も買ってきた。いくらDVDつきとはいえちと高いのではないか。NHKは猛省していただきたい。内容自体は面白いのだがもうちょい時間解像度をあげてもらえんだろか。時間も短いんだしHDで収録したって良かった筈だ。
「24のひとみ (2)」倉島圭「ピタゴラ装置DVDブック (1)」オフ会
2002年に開設された頃からちょくちょく覗いてる筒井康隆症候群という非公認ファンサイトがあって確かそのちょっと前は単に掲示板だけがあるという時期もあった筈だがそれが一体どれくらいの期間だったかは覚えていない。そんなに長い期間ではなかった気がするので多分そちらも2002年の話な気がするのであったが土曜日はそこのオフ会てことで東京駅まで行って午後５時から１１時までモンテローザ系２件をハシゴしつつ延々６時間普段はあんまし喋らないような話に花を咲かせてきた。丸４年ほども名前だけしか知らずに話してたヒトたちと実際に会うというのはなんか不思議な感覚を齎すものであるなあ。ずっと昔まだ一般人がインターネットに繋げるような時代ではなくパソコン通信などというものをやっていた頃は結構オフ会とか出てたのだが最近はもうすっかり御無沙汰で「殆ど全員が初対面」というような集まりは滅多に無かったので新鮮でありました。
そういえば数年前にもあちこちネット上でセッションサークルとかが出来てることを知ってやたら顔を出してた時もあったがあれもやっぱしそういう新鮮さが新鮮だったのだろうな。
そういえばついいつもの調子で烏龍茶を飲んでたら非常に奇異な目で見られたのも新鮮でありました（笑
そういえば数年前にもあちこちネット上でセッションサークルとかが出来てることを知ってやたら顔を出してた時もあったがあれもやっぱしそういう新鮮さが新鮮だったのだろうな。
そういえばついいつもの調子で烏龍茶を飲んでたら非常に奇異な目で見られたのも新鮮でありました（笑
January 09, 2007
８０年代後半
去年筋少コピーバンドのリハをやった後の飲み会で８０年代後半の音楽の話などが出てこれがもうさっぱりついていけなかったのであるがこれがまあ洋楽の話であれば全年代的についてけないのでどうでも良いのだが日本のロックの話であってハテわしゃその頃一体何を聴いてたんだっけなと気にはなっていたのだった。で当時を思い出すためにiTunesに入れてあるアルバムで1985-1989のものをチェックしてみたり当時読んだ筈の本を調べてみたりしたのだがもうこれが全然ロックなんか聴いちゃいない時期だったのだと判明。何を聴いてたかというとジャズと落語がメインであとちょこちょこと歌謡曲とかな感じなのだった。恐らく落語を一番聴いた時期でありすっかり落語家になるつもりであったので多分この時期ギターよりも三味線を弾いてたのではないかと思う。住んでた場所は西宮市仁川から途中引っ越して尼崎市塚口本町でこれも昨年久々にうろついてきたとこで個人的にはなんとなくタイムリー。
てことで完全に個人的な８０年代後半の話を書くのであるがあまりに個人的なのでほぼ自分だけのためのメモみたいなものでンなものを公開するなという気もするが折角なので書く。
●1985年（昭和60）
LP「It Don't Mean A Thing」山下洋輔
山下トリオ解散後ソロピアノでの活躍が増えて来ていた山下洋輔が当時の恐らく最多演奏曲である「仙波山」「回想」などを含むソロアルバムを出すというので飛びついて買った。しばらく後にCD化される際に大幅に収録曲数が増えたので思わずCDプレイヤーも買ってしまったという強力盤でCDの方は延々とヘビロテしてた。
LP/CD「SENTIMENTAL」山下洋輔
続けざまに出たソロアルバムでこちらは「ボレロ」「トロイメライ」といったクラシックの楽曲とスタンダードで構成されたニューヨーク録音盤。このレコーディングに際してニューオリンズからニューヨークまでライブハウスに乱入しまくるというブッキング無しのツアーが組まれて最後だけブッキングされていたスイートベイジルでのライブはレーザーディスク化されたがさすがにプレイヤーを買う余裕が無く未入手。DVD化してくれ。アルバムの方はCDへの移行期だったのでLPとCDでテイクの違う曲などというものがありLPテイクの方は現在入手不能になっているのだがこういうのはなんとかならんものか。わたしゃLPテイクの方の「ユーモレスク」が大好きなのだが。
CD「桜花爛漫」渡辺香津美MOBO倶楽部
このあたりMOBO倶楽部と山下洋輔パンジャスウィングオーケストラというお祭り騒ぎなビッグバンドがあって楽しかったなあ。パンジャは全く音源化されてないがMOBOの方はライブ盤として発売された。渡辺香津美はパンジャの方でも「師走はさすがにいそがしい」とか弾きまくってたなあ。なおこれもCD移行期の作品としてLPよりCDの方が１曲多く収録されている。ずっと昔パソコン通信でここに入っている香津美ー梅津の「グッドバイブレーション」が良いとかいう話をしてて「桜花爛漫は持っているがそんな曲は入ってない」というひとと話が食い違いアレおかしいなと思ったらそのひとが持ってたのはLPだったという話があった。マジで「グッドバイブレーション」は名演。
CD「MOBO SPLASH」渡辺香津美MOBOトリオ
小編成MOBO、グレッグ・リーとポンタのトリオにサンボーンらをゲストに迎えてのアルバム。むちゃくちゃかっちょいい。トリオのみの演奏である「SPLASH」が特に良い。
CD「The 9th Wave」松田聖子
いきなり毛色が変わりますが（笑。個人的には松田聖子の最高傑作であると思う。夏の終わりに真夏を回想するようなアルバム。遠い幻の夏。８月の終わりの海。
他にこの年は桂枝雀の「枝雀独演会」という２枚組LPのシリーズが発売されていてこれを出る度に買ってたもんだからあんまり他にCDとかを買えてない。あと桂枝雀の「フリー落語の会」という勉強会が月一くらいで行われていてこれにほぼ毎回行ってたり若手落語家の勉強会にも週１ペースで通ってたりという日常であった。
この年の春に筒井康隆全集（第一期）が完結し読者プレゼントとしてLP「INNER SPACE OF YASUTAKA TSUTSUI」などというものがあった。「活動写真」はやはり名曲だ。
阪神タイガースが優勝して皆で大騒ぎした翌日に本当に優勝したんだろうかとか言ってたのもこの年で日本シリーズ第六戦の日に何故か新世界でビリヤードしながらラジオで長崎の満塁ホームランを聞いたりした。どうにも記憶の中にロックのロの字も出て来ない。
って長いよ！ このペースで1989年までやったら終わらんぞ！
とりあえず続く。
It Don't Mean A Thing
SENTIMENTAL
The 9th Wave
※AmazonでCDのリンク貼ろうと思ったら「桜花爛漫」と「MOBO SPLASH」売ってないのね…。なんてこったい。
てことで完全に個人的な８０年代後半の話を書くのであるがあまりに個人的なのでほぼ自分だけのためのメモみたいなものでンなものを公開するなという気もするが折角なので書く。
●1985年（昭和60）
LP「It Don't Mean A Thing」山下洋輔
山下トリオ解散後ソロピアノでの活躍が増えて来ていた山下洋輔が当時の恐らく最多演奏曲である「仙波山」「回想」などを含むソロアルバムを出すというので飛びついて買った。しばらく後にCD化される際に大幅に収録曲数が増えたので思わずCDプレイヤーも買ってしまったという強力盤でCDの方は延々とヘビロテしてた。
LP/CD「SENTIMENTAL」山下洋輔
続けざまに出たソロアルバムでこちらは「ボレロ」「トロイメライ」といったクラシックの楽曲とスタンダードで構成されたニューヨーク録音盤。このレコーディングに際してニューオリンズからニューヨークまでライブハウスに乱入しまくるというブッキング無しのツアーが組まれて最後だけブッキングされていたスイートベイジルでのライブはレーザーディスク化されたがさすがにプレイヤーを買う余裕が無く未入手。DVD化してくれ。アルバムの方はCDへの移行期だったのでLPとCDでテイクの違う曲などというものがありLPテイクの方は現在入手不能になっているのだがこういうのはなんとかならんものか。わたしゃLPテイクの方の「ユーモレスク」が大好きなのだが。
CD「桜花爛漫」渡辺香津美MOBO倶楽部
このあたりMOBO倶楽部と山下洋輔パンジャスウィングオーケストラというお祭り騒ぎなビッグバンドがあって楽しかったなあ。パンジャは全く音源化されてないがMOBOの方はライブ盤として発売された。渡辺香津美はパンジャの方でも「師走はさすがにいそがしい」とか弾きまくってたなあ。なおこれもCD移行期の作品としてLPよりCDの方が１曲多く収録されている。ずっと昔パソコン通信でここに入っている香津美ー梅津の「グッドバイブレーション」が良いとかいう話をしてて「桜花爛漫は持っているがそんな曲は入ってない」というひとと話が食い違いアレおかしいなと思ったらそのひとが持ってたのはLPだったという話があった。マジで「グッドバイブレーション」は名演。
CD「MOBO SPLASH」渡辺香津美MOBOトリオ
小編成MOBO、グレッグ・リーとポンタのトリオにサンボーンらをゲストに迎えてのアルバム。むちゃくちゃかっちょいい。トリオのみの演奏である「SPLASH」が特に良い。
CD「The 9th Wave」松田聖子
いきなり毛色が変わりますが（笑。個人的には松田聖子の最高傑作であると思う。夏の終わりに真夏を回想するようなアルバム。遠い幻の夏。８月の終わりの海。
他にこの年は桂枝雀の「枝雀独演会」という２枚組LPのシリーズが発売されていてこれを出る度に買ってたもんだからあんまり他にCDとかを買えてない。あと桂枝雀の「フリー落語の会」という勉強会が月一くらいで行われていてこれにほぼ毎回行ってたり若手落語家の勉強会にも週１ペースで通ってたりという日常であった。
この年の春に筒井康隆全集（第一期）が完結し読者プレゼントとしてLP「INNER SPACE OF YASUTAKA TSUTSUI」などというものがあった。「活動写真」はやはり名曲だ。
阪神タイガースが優勝して皆で大騒ぎした翌日に本当に優勝したんだろうかとか言ってたのもこの年で日本シリーズ第六戦の日に何故か新世界でビリヤードしながらラジオで長崎の満塁ホームランを聞いたりした。どうにも記憶の中にロックのロの字も出て来ない。
って長いよ！ このペースで1989年までやったら終わらんぞ！
とりあえず続く。
It Don't Mean A Thing
SENTIMENTALThe 9th Wave※AmazonでCDのリンク貼ろうと思ったら「桜花爛漫」と「MOBO SPLASH」売ってないのね…。なんてこったい。
November 06, 2006
ここで続くのかーっ
３カ月ごとという非常にゆっくりな連載のようでなかなかコミックスも出ないのだがようやく２巻が出てたので購入。ってここで続くのかーっ。３巻がいつ出るのかを考えると気が遠くなりそうだ。
「お伽もよう綾にしき 2」ひかわきょうこ
「お伽もよう綾にしき 2」ひかわきょうこ
また聴きたいなあ
asahi.com：クールファイブ元リーダーの内山田洋さん死去 - おくやみ
クールファイブが好きだった。
内山田洋とクール・ファイブ
Vocal: 前川清
Guitar: 内山田洋
Keyboard: 宮本悦朗
Bass: 小林正樹
Sax: 岩城茂美
Drums: 森本繁
前川清が脱退した後の事はよく知らない。上記メンバーがぼくにとってのクールファイブであり恐らくは殆どのひとにとってもそうであろうと思う。
中学高校時代にはLPを買うような金銭的余裕はあまり無くて代表的ヒット曲をエアチェックしたテープを聴いてただけだったのだがデビュー１０周年記念リサイタルの２枚組ライブ盤はレコードで持っていた。前川清が「Love Letters」や「This Guy」なんていう曲を歌ったり宮本さんがソロピアノを弾いたり「クールファイブの曲ができるまで」といったコントみたいなやりとりがあったりととても楽しい内容なのだが今回あちこち検索してみたのだけれどもCD化はおろか収録曲の詳細さえ判らぬ始末。なんとかしてLPからデジタル音源を作るしかないのだろーか。音楽配信などというものが既に始まっており原理的には「廃盤の無い世界」がとっくに実現可能であるにも関わらずいまだ手に入らない音源のなんと多いことよ。どうして世の中はこんなにも便利にならないのだろう。
仕方が無いのでベスト盤でも買ってきて懐かしがろううか。
ヒットコレクション 決定盤
クールファイブが好きだった。
内山田洋とクール・ファイブ
Vocal: 前川清
Guitar: 内山田洋
Keyboard: 宮本悦朗
Bass: 小林正樹
Sax: 岩城茂美
Drums: 森本繁
前川清が脱退した後の事はよく知らない。上記メンバーがぼくにとってのクールファイブであり恐らくは殆どのひとにとってもそうであろうと思う。
中学高校時代にはLPを買うような金銭的余裕はあまり無くて代表的ヒット曲をエアチェックしたテープを聴いてただけだったのだがデビュー１０周年記念リサイタルの２枚組ライブ盤はレコードで持っていた。前川清が「Love Letters」や「This Guy」なんていう曲を歌ったり宮本さんがソロピアノを弾いたり「クールファイブの曲ができるまで」といったコントみたいなやりとりがあったりととても楽しい内容なのだが今回あちこち検索してみたのだけれどもCD化はおろか収録曲の詳細さえ判らぬ始末。なんとかしてLPからデジタル音源を作るしかないのだろーか。音楽配信などというものが既に始まっており原理的には「廃盤の無い世界」がとっくに実現可能であるにも関わらずいまだ手に入らない音源のなんと多いことよ。どうして世の中はこんなにも便利にならないのだろう。
仕方が無いのでベスト盤でも買ってきて懐かしがろううか。
ヒットコレクション 決定盤October 23, 2006
月見
てことで以前からちょっと妙な店名だなと気になってたAOYAMA 月見ル君想フに行ってきた。“KIKIBAND DOWSING TOUR SECOND ACT.”
ドラムが Joe Trump に替わって以降の KIKI BAND を見るのは初めて。てことで随分久々なのであったがなんとも相変わらずの強力さで変態さ。Joe Trump は初めて見たがあんな巨体だとは知らなかった。でその巨体がツインペダルを踏みまくりつつも意外と華やかなドラミングなのだった。
アンコールの「Vietnamese Gospel」はかなり泣きそうだったがこんな変態どもに泣かされるもんかと堪えたのだがその後にもう１曲やったのが「Fucking Ada」なところがKIKI。
まだ見つけられずに買ってなかったWarehouseと柳原のCDを購入。こまっちゃクレズマのDVDなどというものがあったのでこちらも購入。
「DOWSER」のリンク貼ろうと思ったらamazonで売ってねーんでやんの。とりあえずこんなとこでも買えますよ。
「LADIES AND GENTLEMEN !」Warehouseと柳原
ドラムが Joe Trump に替わって以降の KIKI BAND を見るのは初めて。てことで随分久々なのであったがなんとも相変わらずの強力さで変態さ。Joe Trump は初めて見たがあんな巨体だとは知らなかった。でその巨体がツインペダルを踏みまくりつつも意外と華やかなドラミングなのだった。
アンコールの「Vietnamese Gospel」はかなり泣きそうだったがこんな変態どもに泣かされるもんかと堪えたのだがその後にもう１曲やったのが「Fucking Ada」なところがKIKI。
まだ見つけられずに買ってなかったWarehouseと柳原のCDを購入。こまっちゃクレズマのDVDなどというものがあったのでこちらも購入。
「DOWSER」のリンク貼ろうと思ったらamazonで売ってねーんでやんの。とりあえずこんなとこでも買えますよ。
「LADIES AND GENTLEMEN !」Warehouseと柳原October 20, 2006
期待値じゃあわからんのよ
「必ず８０万円もらう」のと「８５％の確率で１００万円もらうが１５％の確率で１円ももらえない」てのを比べてどっちを選ぶかという問いに多くのひとは前者を選ぶという話があって期待値を計算すれば前者は８０万円後者は８５万円であるのにそれが判らないのだ合理的な判断ができないのだ愚かなのだなどというとこに結論を持ってってるひとがいて非常な違和感を覚え「否おれはちゃんと期待値を計算した上でやっぱり前者を選ぶ方が良いと思うぞ」とか思っていたとこへさして面白そうな本を見つけたので買ってきて読んでいるのだが非常に面白いのでオススメしておく。新書らしからぬ分厚さでまだ半分くらいしか読んでないが既に充分元は取った感じがする。１０万円の得と１０万円の損では１０万円の大きさは感覚的に違うのだとか９８％と９９％の違いと９９％と１００％の違いは決定的に違うのだとか非常によくわかる話であります。
で、この本に書いてあることとは別に上記の例については「期待値てのは何度も何度も繰り返す事象に対して以外はそれほど大した意味は持たないだろう」と思うわけでこれが「毎日必ず８０００円もらう」のと「毎日８５％の確率で１万円もらう」だったら殆どのひとが期待値の大きい後者の方を選ぶ筈だと思うのであった。あるいは読み進めたらそういう話も出てくるのかもしれんが。
「行動経済学 経済は「感情」で動いている」友野典男
で、この本に書いてあることとは別に上記の例については「期待値てのは何度も何度も繰り返す事象に対して以外はそれほど大した意味は持たないだろう」と思うわけでこれが「毎日必ず８０００円もらう」のと「毎日８５％の確率で１万円もらう」だったら殆どのひとが期待値の大きい後者の方を選ぶ筈だと思うのであった。あるいは読み進めたらそういう話も出てくるのかもしれんが。
「行動経済学 経済は「感情」で動いている」友野典男October 17, 2006
もう来年の話でありますが
毎年恒例初台オペラシティでの山下洋輔さんのコンサートでありますがこれがあーたもーえらいこってすよ！
なんと今回は！
うひゃー！
これはもう万難を排して行かねば！
ちょっとこれは心を落ち着けるためというか昂らせるためセシル・テイラーのソロピアノでも聴こうかと思ったのだがLPで持ってたのをCDで買い直してないのだった。あうー。ままならねー！ んで大好きな２枚組ソロピアノアルバム「GARDEN」をamazonで探してみたが全然見つからず。なんてままならねー！
とりあえず何か１枚ソロのCDを探して来よう…。
洋輔さんの方はソロピアノアルバムはあんましドシャメシャなのは無いんだけど「YOSUKE ALONE」か「BREATH TAKE」あたり久々に聴こうかね。気分的には「Distant Thunder」が聴きたいとこだがCDでは持ってないのだった。ままならねー！
「YOSUKE ALONE」山下洋輔ソロ
なんと今回は！
セシル・テイラー＆山下洋輔 デュオ・コンサート
うひゃー！
これはもう万難を排して行かねば！
ちょっとこれは心を落ち着けるためというか昂らせるためセシル・テイラーのソロピアノでも聴こうかと思ったのだがLPで持ってたのをCDで買い直してないのだった。あうー。ままならねー！ んで大好きな２枚組ソロピアノアルバム「GARDEN」をamazonで探してみたが全然見つからず。なんてままならねー！
とりあえず何か１枚ソロのCDを探して来よう…。
洋輔さんの方はソロピアノアルバムはあんましドシャメシャなのは無いんだけど「YOSUKE ALONE」か「BREATH TAKE」あたり久々に聴こうかね。気分的には「Distant Thunder」が聴きたいとこだがCDでは持ってないのだった。ままならねー！
「YOSUKE ALONE」山下洋輔ソロOctober 03, 2006
veena!
あなたのiTunesはどんなアーティストで構成されていますか？ - CNET Japan
随分前からウチのPowerBookはHD残量が心細くなってきたので旧譜のリッピングは現在ほぼ停止状態で新たに買ってきたCDのみ入れてるような状態であっていざ聴こうと思ったらリッピングしてなかったりして半端に困った状態なのであるがとりあえずこんなんなってます。
veena!
ついでにサイドバーのとこにも貼ってみたけど何この妙な偏りは。陽水が妙に多いのはBOXセット丸ごと入れたからですな。236曲入ってる模様。
随分前からウチのPowerBookはHD残量が心細くなってきたので旧譜のリッピングは現在ほぼ停止状態で新たに買ってきたCDのみ入れてるような状態であっていざ聴こうと思ったらリッピングしてなかったりして半端に困った状態なのであるがとりあえずこんなんなってます。
veena!
ついでにサイドバーのとこにも貼ってみたけど何この妙な偏りは。陽水が妙に多いのはBOXセット丸ごと入れたからですな。236曲入ってる模様。
September 28, 2006
ほんの少しだけ効く薬
カーラ教授の新刊見つけたので買ってきてみたのだが奥付を見ると7月4日が初版であった。全然気づいてなかったよ。てことで手に入れたのは４刷でした。9月25日。オビには「笑う大天使」の映画の宣伝なんかあったりするんだけどもミカエルの実写映画化というのはソコハカとなく不安を感じるので全然チェックしてない。面白いのかな。カーラくんの漫画はとことん実写に向かないと思うのだがアニメだとしても不安なわけでなんというかもうこの形式以外にはできない漫画なのではなかろーか。てなことを見ないままに言っててもしょうがないのであるが。マそれはともかく相変わらず何がどうなってどういう仕組みでそうなるのかはよくわからないのだけれども川原泉の本を読むとすごく微妙に元気になれるのだった。すごく元気になるわけでないあたりがポイントでその微妙さ加減が心地よい。
あー蕨さんにさすってもらいたい。
「レナード現象には理由がある」川原泉
あー蕨さんにさすってもらいたい。
「レナード現象には理由がある」川原泉
